ウェブページのいちばんの身だしなみとは,ファイルサイズに気を使うこと。それが第一の配慮。その上での,見栄え。
わずか5Kバイト以下の容量で作ったウェブページのコンテストが,作品を募集している。最近のウェブページは80Kバイトから150Kバイトのものが増えている。ページサイズが小さいほど,閲覧者はページを短時間でブラウザ表示できる。だがこのコンテスト,優勝者の賞金は5,120セント(5Kセント,約50ドル)でしかない。
ちなみに今現在(この記事をアップした時点)での,このページの容量は27k(広告バナーをのぞいて)。まったく挑戦権ありません(T_T)。5kというとそれはもうむちゃくちゃな小ささだ。画像を1つも使わない,使っても極小の大きさと色数で。また,HTMLファイル自体もスリムにする(参考:HOTWIRED Webmonkeyの記事)。改行することさえ止めなくちゃいけないから,後でHTMLを修正することは考えちゃいけない。上記のコンテストのページのソースをのぞくとそれがわかる。日本語は,基本的に容量が大きくなるから厳しいだろうなぁ…。
広帯域の時代へと一歩一歩近づいてはいるが,HTMLは常に最小のファイルサイズでなくてはならない。無駄なサイズは徹底的に剃り落とさなくてはならない。これはいわば,ウェブページを作るときの身だしなみだ(画像サイトや大情報サイトなどは例外)。ウェブデザイナーという肩書きの人は,ファイルサイズのことを徹底的に考えてこそ,その肩書きを名乗っていい。まぁ日本企業のサイトを見ると,そんな人物はさっぱりいないのが,見て取れますけどね;-P。
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